【癒しを求める・広島ノ旅⑦】 大久野島2
大久野島を散策します
まずは休暇村の中へ
かわいすぎるパネルがお出迎え。
レストランのほかに、兎人(うさんちゅ)グッズや大久野島ポストカードなどが売っている売店があります。
さて、大久野島はいったいどういう歴史のある島かというと、
大久野島は、日清・日露戦争の勃発という緊張した時代背景の中、1902年に芸予要塞大久野島保塁が設置され、22門の大砲が置かれました。(芸予要塞時代)
また第二次世界大戦時には、毒ガス工場が建設され毒ガス兵器を西欧していました。(陸軍工廠・毒ガス製造工場時代)
島内には、芸予要塞時代の砲台関連施設や陸軍工廠・毒ガス製造時代の発電場や毒ガス貯蔵庫などの当時を偲ばせる貴重な戦争遺跡が残されています。
_大久野島 総合案内板より
ウサギがのびのびとくつろぐ姿とは裏腹に、戦争時の面影が残る島。
今回大久野島に来たのは、ウサギと毒ガス施設を見るのが目的。帰りの船の時間があるので、早足で巡ります!
(ウサギと遊びすぎて、毒ガス施設を見る時間がなくなったっていうのはヒミツ)
休暇村から桟橋方面に向かう一本道を歩いていくと、大久野島ビジターセンターがあります。
(おそらくウサギと戯れなければ、徒歩10分ほど?)
実はビジターセンターに行くのがちょっと楽しみだったりしてたのですが…
休館日 CLOSEの文字が…!!( ̄Д ̄;;
定休日は水曜らしいと聞いていたので油断していたら、1・2月は水・木曜日が定休日みたいです(2016年現在)
行く予定の方は注意です!
その向かいには、大久野島毒ガス資料館があります。
1ルームのみの小さな資料館ですが、実際に使われていた毒ガス製造装置や作業服を見ることができます。入館料は大人100円。
いまの穏やかな大久野島からはあまり想像できない、大久野島の歴史を見ることのできる施設です。
ビジターセンターの目の前には、こんなものが。
ウサギの耳の形をした集音器。360°回転できるらしい。
実際に使ってみたけど、わたしには普段との違いがあまり分からず…(゚ー゚;)
桟橋へどんどん向かいます。
追いかけてきてくれちゃう子とかいる。かわええ。
ちょっと違う感じの子がいる…捨てられちゃった子かな…
桟橋方面へ進んでいくと、幹部用防空壕跡がありました。
入口が二つあって、どちらからでも逃げられるつくりになっているとか。
従業員の退避壕は1mくらいの穴を掘って、そこに草木を被せた簡単なものであったのに対して、
この幹部用の防空壕は高さ2m・幅2m・長さ5mでコンクリートで頑丈につくられているそう。
中に入ることはできませんが、中をちょっと覗いてみると、真っ暗でどこまでも吸い込まれていくような感じがしました。
うさぎたちは、人がいないと穏やかなゆったりした時間を過ごしてました。
ひなたぼっこ気持ちよさそう…
うさぎだらけ
気付かれるとこう。
ジャマしないように通り過ぎます。
たまにボコボコッとうさぎが掘った穴があって、これどうやって使うのかなー?って思っていたら
どうやらここに座るらしい。
なるほど。
伸びて気持ちよさそうな子もいました。穏やか~
あ~わたしを追いかけないで~
もうほぼゴハンはないのよ。ゴメンネ。
いい天気だー!
※この後、自動車専用道を歩いていることに気がつき、急いで柵内に入りました
海とうさぎ。この組み合わせはやっぱり不思議。大久野島ならではだなぁ
気付かれたあああああああああ(こっちもダッシュで逃げる)
そんなうさぎの群れに追われ、囲まれ…を繰り返していましたが!
ほかのうさぎには気付かれず、やっと一羽だけとのんびりすることに成功!
もぐもぐ
かわいい。かわいいけど、どこかこっちを見てくれてない感がある…!!
ゴハンまいて逃げるっていうのをしてると、必ずこうやって追いかけてくる子がいて、ほんとに可愛い
(そしてこの子だけにあげようとすると、他の子に奪われて、追い払われて、結局食べられない)
追いかけてくるような子はたいてい弱い子がやっぱり多いなぁ
もうちょっとだけ、大久野島編つづきます。