【色を感じる・長崎ノ旅②】 雲仙地獄めぐり
雲仙地獄めぐり
1時間ほどバスに乗って、15:34雲仙に到着。
案内板を見てたら、猫ズがやってきた
ぱたり。
地熱で地面がほんのり温かくて、ごろんてしたくなっちゃう気持ちわかるな~
この雲仙にいるネコさまたち、みんな大変人懐こい
(目つきは若干コワメだけど)
かわええ~
さて、ずっとネコさまたちと戯れているわけにはいかないので、
地獄めぐりへ出発!
道がもくもくしておる~!!テンションあがる~↑↑↑(冒険っぽいこと大好き)
もくもくしてるとやっぱり熱い!「湯気注意」の文字も。
もくもくの中を通った先にあるのは、清七(せいしち)地獄。
噴気や温泉の集まっているところを「地獄」と呼ぶそう。
噴気の最高温度は120℃にもなるそうで、硫黄のにおいで満ちてます。
このにおいを嗅ぐと、温泉にきたな~!とテンションがあがる
(温泉が好きになったエピソードはいづれ書く予定の鳥取編で…)
この清七地獄は、江戸時代のキリシタン禁制のときに捕えられた、清七という長崎のキリシタンが処刑されたころに噴出した地獄なんだとか。
江戸時代から今も変わらず、噴気が出てるのか…!
清七地獄のわきに雲仙地獄入口・湯けむり橋があります
「地獄内は危険です」の文字にちょっとクスッとしちゃう
進むとあるのは、雀地獄。
地下から吹き出したガスが水中ではじけて、ピチピチ・プチプチと小さな音がします。
これが雀の鳴き声に聞こえるとか。小さめの地獄。
お糸地獄。
むかしお糸という島原で裕福な暮らしをしていた女性が、密通しただけではなく夫を殺害したそう。
そのあと明治初期に処刑された頃に、この地獄は噴出したとのこと。
「家庭を乱すと地獄に落ちるぞ」という戒めが込められているとか…
コッ…コワイ~
右側にある小屋のようなところで、温泉たまごが売られてます。
ちょうど売り切れで、できるまで10分くらいかかるとのことなので、お糸地獄を一周まわることに。
お糸地獄を上から。
キリシタン殉教碑
キリシタン弾圧の際、温泉の熱湯をかけて改宗を迫っていたとか。
そして温泉たまごGET~!
2個で200円くらいだったかな?
お昼を食べ逃したので、16時すぎに長崎での初食事w
ほどよい茹で加減。
味はふつうのゆで卵とあまり変わらない気がするんだけど、
外で食べる+硫黄の温泉集を嗅いで食べる=うまい
の式が成り立っている…!
塩もついてくるので、一人でぺろっと2つを食べちゃいましたw
続いて、大叫喚地獄。
大叫喚という名前は、噴気孔口から聞こえてくる低音(アー、オー)が地獄からの叫び声や喚き声のように聞こえることに由来しています。
わたしの耳には、ゴオオオって感じで聞こえたかな?雲仙地獄で一番の高台にあるらしい。
すぐ隣は邪見地獄。
邪見というのは、人をねたむ、みにくい心のことです。
この温泉の お湯を飲むと、夫婦や友達の間で生じた、嫉妬心による不和を解消するといわれています。
ところが実際には強酸性の温泉で、とても飲めるようなものではありません。きっと、邪見を捨てる場所ということなのでしょう。
……イッタイ、ドウイウコトナンダッテバヨ…?
バスの時間がせまってきたので、大叫喚地獄から雲仙の大通りへ戻る道を通って、帰ります。
その途中で足湯を見つけて、これは入るっきゃない!!と寄ってみました。
やっぱ足湯はいいわ~疲れが吹き飛ぶ~
最後にもう一回、ネコさまに会いにいってきた。
気持ちよさそう。
さっき一番べたべただった子。美しい…
くっ…誘ってやがる…!!!
17:09発のバスに乗って、諫早駅へ。
諫早駅から電車に乗って長崎駅へ向かいました。